スティーブ・ジョブズ vs おばちゃん達

こんばんは、すけこうです。

 

面白くなりたいあなた、話し上手になりたいあなた、あの子を口説きたいあなた、これ読んでちょっと自分の話し方を省みてください。

 

「起=おばちゃん二人の会話」

今日はカフェで隣のおばちゃんたちの会話を聞いていて思ったこと書きます。(盗み聞きではなくて、耳栓しないと聞こえちゃう)

 

僕がYouTubeなどで最近よく調べてるのが、相手を楽しませることができる話し方について。

 

相手への質問の回数が多ければ多いほど(質問の質や話し方にもよりますが)、相手からの好感度は上がるそうです。

 

その逆に、おばちゃん二人の会話を聞いてるとよく分かりますが、「自分の話」って、相手は聞いてないですね。

 

おばちゃん二人の会話例(あるあるだと思う)

Aさん「私はああだった、こうだった」

 

Bさん「ふーん、ふーん、うんうん、そうなんだ〜。私はこの前ああでこうで、こうしたのよ」

 

Aさん「ふーん、ふーん、うんうん、そうなんだ〜。私の知り合いはすごくてね〜、あんなことをしててね〜」

 

Bさん「ふーん、ふーん、うんうん、そうなんだ〜。私の知り合いもそういう人いる〜!」

 

一方的な自分の話や自慢の返し合いです。お互いに相手の話を聞いていません。質問もしません。

 

この場合、相手が聞いてないのが悪いのではなくて、自分の話が悪いんです。聞く必要がないもん。

 

相手と会話してるんだったら、相手に聞いてもらいたいじゃないですか。聞いてもらえないよりは聞いてもらえた方がいいなあ。聞いてほしかったら、相手にとって価値のある話をしないと。私の知り合いの話なんて、あなたにはなんの関係もなければ利益もないはずだから。

 

「承=理想的な話し方」

質問の回数が多いのは良いらしいです。

 

Aくん「長野が人的補償カープに行った件についてどう思う?」

Bさん「野球あんまわかんないけど、長野選手は巨人でも主力の選手だったよね。そういう選手がどんどん出ていくのは複雑な気持ちだなあ。カープってどうなの?」

Aくん「カープは最近ずっと強いからね。しかも丸が巨人に来てセンター空いたし、長野選手は活躍するんじゃないかな。ところで野球見に行ったことある?」

Bさん「野球見に行ったことないわ〜。マツダスタジアムまで見に行ってみたい。」

 

だいぶ歪んだ会話ですが、こんな感じで質問を織り交ぜながらね。相手と話す場合、①相手にとって価値ある情報を伝えるか、②相手から聞きたいことがあるから質問するか、この二つが基本なはず。だけど聞き上手の人が相手だと、ついつい聞いてもない話とかまでし始めて結局一方的に話し始めちゃったりするから、バランス感覚が大切だと思います。

 

「話し方」の天才であるスティーブ・ジョブズの本をこの前読みました。

 

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

 

 

プレゼンをする上で非常に重要なのが、

話を聞いてもらうこと。

ジョブズさんは、「まず最初に、相手がなぜその話を聞く必要があるのかを説明する」んです。

 

彼はいきなりiPhone の話をしたりしません。

 

(まだiPhone が世の中にない頃のプレゼン)

「今日は、三つの新製品の発表をします。

一つ目、新しいiPod

二つ目、新しい携帯電話。

三つ目、新しいネットワーク通信機器。

 

中間省略

 

実は、この三つは、一つの製品なんです。

その名も、iPhone 。(どどーん!!)」

 

そりゃ聞きたくなります。ほしいもん。

 

ジョブズさんの話し方に習うと、「あなたはこの話を聞く必要があります」という事を最初にうまく伝えるべきなんです。

 

で、しかも一方的に、「ぜったい私の話聞いた方がいいよ。」はダメ。なんで?ってなるので。

 

「野球見にいくと、応援で大声出してストレス発散になるし、球場で友達もできるし、選手を見てると元気も出るかもよ。どう?」っていうスタンスがいい感じ。

 

とりあえず、相手にとって、聞く価値がある話をしようという話でした。

 

「転=おばちゃん二人の会話」

おばちゃん二人の一方的な会話、批判しましたが、まさか、余計なお世話なのか??

 

Aさん「私はああだった、こうだった」

(自慢できて気持ちいいわ、ウフフ)

 

Bさん「ふーん、ふーん、うんうん、そうなんだ〜。私はこの前ああでこうで、こうしたのよ」(こいつ自慢ばっかりだな、腹立つから私も自慢しよ〜、気持ちいい〜

 

Aさん「ふーん、ふーん、うんうん、そうなんだ〜。私の知り合いはすごくてね〜、あんなことをしててね〜」(こいつ自慢してきやがった、私の方が上よ)

 

Bさん「ふーん、ふーん、うんうん、そうなんだ〜。私の知り合いもそういう人いる〜!」

(お前の方が上だと思うなよコノヤロウ、言い返せて気持ちいいわ〜)

 

この人たち気持ちいいのか!?!?!?これはこれでアリなのか!!!!ノーガードの殴り合いだと思えばいいのか!

 

たしかに、隣のおばちゃん達の会話、まるでボクシングの試合を見てるようだった…。殴られる痛みよりも、殴り返す快感を楽しんでるのですね!

 

「結=理想的な話し方」

お互いの利害が一致するんであれば、どんな会話の方法でも良いってことですかね。

 

まあ最近ずっと考えてることですけど、会話は情報を小出しにして、相手から質問してもらえるようにしたり、質問の数を増やして相手に長く話してもらったり、そういう風に工夫して話し上手聞き上手になりたいと個人的には思っております。聞き上手の人にはついつい色々話したくなっちゃいますからね〜。

 

さて、次は人志松本のすべらない話を研究して、フリ〜オチまで上手く構成できるようになっていきたいっすね。あれは人によって笑わせ方違うからほんと深いよな〜〜〜。

 

 

あ、寒いこの時期のオススメココアはこれです!!おいしいよ!飲んでみて!(僕は一方的に話すのが癖です。)

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最後まで読んでくださったあなたありがとうございました。